家づくりにおいて、仕様ぎめはたのしい工程の1つだと思います。当社は完全自由設計ですので、コーディネイトスタッフからアドバイスを受けつつ、ありとあらゆる部材において、お好みのカラーリングをお選びいただくことができるわけです。

「屋根の色はブラックで、軒樋の色はアイボリーで、建具のデザインは…」

とっても悩みますが、それでもたのしい工程ですね。

しかしながら、センスよく仕上げるためには、全体のバランスも大事なもので、建物を俯瞰で見て、色合いの調和をみてあげる必要もあります。

そこで、

ヨカイエでは建築3Dパースを都度お作りしてまして、打ち合わせに積極的に活用しております。

いままでは平面でしか見ることができなかった間取り図を、現実と見まがうほどにリアルな3Dパースによって再現することができるようになりました。実際に家具を置いたときどうなるか、実際にはこの通路は狭いんじゃないか…?といった竣工後のシミュレートを、事前にすることができるわけです。

 

 

こちらのお宅は、駐車場の間口に、どうしても動かせない歩道の杭がありました。

現実の位置関係とあわせて周辺環境を再現してありますが、このように3Dパースで見せることで、実際の外構計画において、邪魔な杭が実際はどのように入出庫に影響するのかを確認することができます。

ちょっと担当者の遊び心で、小雨なんかも降らせてみたり…。このパースはカーポートの検証用だったのですが、人や車などを配置すると、わかりやすいですよね。

ちなみに車や人は、3D動画として仕上げて、実際に走らせてお見せすることも可能です。

ちなみに、3D-CADの標準機能として出力した簡易パースが、こんな感じ。これはウォークインホーム18の高画質モードでの出力結果です。さらに高価格帯の3D-CADであるアーキトレンドでも、だいたいこんな感じの出力結果になります。ディテールや、光や影の表現があまり正確ではありませんね。

3D-CADには、高性能レンダリングエンジンを搭載していないからこうなるわけですので、お客様により正確な3Dパースをお見せするには、レンダリング専門ソフトであるビジュアライゼーションソフトが必要になってきます。

建築3Dパースの素晴らしさを、すこしでも感じでいただければ幸いです。