ヨカイエのある熊本県も、ずいぶん冷え込んできました。我が家では急遽、衣替えをしたり、灯油を買いに行ったり、扇風機をしまったりとバタバタした週末でした。
そして、我が家で特に注意深く行う冬支度が、オカメインコさんのケージまわりの冬支度になります。みなさんの家のオカメインコさんもそうだとおもうのですが、インコはとても寒さに弱いですから。
透明なので分かりづらいですが、断熱のためケージの三方(左右と背面)をアクリルで覆っています。天井と床も保温性の高いプラダン(中空構造のプラスチック製ダンボール)を使っています。夜中はさらに毛布で前面もふさぐので、かなり熱は逃げにくいと思います。
注意しているのは、密閉しすぎないことです。サーモスタットが故障して温度が上がり続ける死亡事故はまれに聞く話。暖気は常に抜けるようにしなければなりません。温度計からもアラートが来るようにしています。
メインの100Wヒーター。ケージサイズに対してオーバースペックのため火傷が心配なので、上に乗れないようにステージをつけてます。
これをアナログ式のサーモスタットで制御し、27度を超えると電源が切れるよう設定しています。
この小さな温度計が、とてもいい仕事をしてくれるんですよ。これはスイッチボット温度計といって、24時間365日温度・湿度を計測しつづけてくれます。しかも出先からリアルタイムの温度・湿度を知ることが可能です(スイッチボットハブとWi-Fi環境が必要です)。指定した温度範囲を超えるとアラートを送る機能もあります。
スイッチボット温度計をスマートフォンで見たときのスクリーンショット。保温方法が適切だったのかをこれで確認します。
サーモスタットの温度センサーを、ケージ上部に設けています。
この位置である理由は、暖気は上にあがっていくため、下部だとサーモスタットの作動が遅れてしまう(ケージ内が高温になりすぎる可能性)からです。あと、ケージから噛めない位置ということで、ここにしました。
電気配線だらけになってますが、どれもインコから噛めないようにしなければなりません。
あと、このOAタップはスマートタップといって、スマートフォンから制御可能なものとなっています。このスマートタップにより、UVライトの自動点灯/消灯を実現しています。あとシードが詰まらないように、下向きにしています。
UVライト(日光浴ライト)。朝8時~朝11時までの2時間、UVライトを照射しています。日光浴のためにベランダに出すのは、やはりすこし怖いという思いがあります。そもそも真冬だと寒そうですしね。
夜間パニック対策のテープライト。真っ暗だとオカメインコはパニックを起こしますので、これですこしだけ明るくしています。
いちばん暗くしてもなお明るすぎるため、さらに紙をかまして光をやわらげています。どれくらいの明るさが適切なのかは、ずっと模索中です…。