ナイストライというのは、熊本市教育委員会のイニシアティブのもと、平成11年度から行われている職場体験活動のことで、熊本市内の中学2年生が対象となっています。

 

ヨカイエとしても、将来建設業で働く若者が増えてくれればと、本年度の受け入れをすることになりました。

 

 

ビデオ講義の様子。家づくりの流れを15分ほどにまとめたビデオを作成し、社長みずからの解説をまじえながら、見てもらいました。

 

いきなり現場を見ても、最低限の知識が頭にはいっていないと、きっと何がなんだか分からないと思いますので、学生さんには退屈でしょうけど、座学から行わせていただきました。

 

 

建築中の合志市A様邸の工事現場を見学。ちょうど基礎まで終わっているところで、工務の松本くんと営業の有働さんで、現場の清掃やらをしてもらったようでした。

 

ちなみに現場見学ですが、危険ということもあり、関係者以外立ち入り禁止になっています。施主様でもかならず当社社員もしくは棟梁が立ち会うことになっています。

 

逆にいえば、事前にご連絡いただければ、スタッフ同行のもと、いま現在工事を行っている現場を自由に見ていただけますので、家づくりに興味のある方はぜひ事務所までお声がけください。

 

 

竣工した現場の見学。午前中にビデオで見てもらった場所が、実際に出来上がっているところを見てもらいました。

 

こちらの物件はすでに引渡しが終わり、実際に住んでいるところを、無理言って見せていただいた感じです。

 

生徒さんたちはメモを取りながら、いまどきの家づくりを肌で感じてくれているようでした。

 

 

当社で使用している3D-CADを、生徒さんに実際に操作してもらいました。まずは、各自で自宅の間取りを描いてもらい、それをもとにVRパースを完成させるまでをしてもらいました。

 

 

それが終わったら、参加された生徒3人で話し合って、理想の家を設計して、作ってもらいました。この写真は、設計用方眼紙を使って間取りを描いてもらっているところです。

 

 

実際に操作してもらっているのは、業務で使用している、100万円くらいする高価な3D-CADソフトになります。

 

中学生はさすが飲み込みが早いようで、教えたことがもう次の瞬間には当たり前のようにできるようになっているので、すごいなと思いました。

 

 

最終日は、原田木材株式会社様・協同組合熊本ランベックス様のご協力のもと、プレカット工場見学を行わせていただきました。

 

通常はプレカット工場見学というのは、住宅メーカーや工務店が新入社員研修のためにすることが多く、学生さんの見学というのは比率的にはそう多くもないようですので、きっと稀有な経験をしてもらえたかと思います。

 

快くご協力いただきました、原田木材株式会社の樋口課長、熊本ランベックスの武藤部長他、関係各位のみなさまには、深く御礼申し上げます。

 

 

北部中学校生のみなさんは、ナイストライで当社を1位指名してくれたみたいなので、こちらも気合がはいりました。

 

実際の業務に同行させる、とかではなかったので、ナイストライの趣旨にあっていたかは正直わからないのですが、学生さんたちが将来、建設業に行きたい!というきっかけになってくれればと思いました。