令和7年の住宅省エネ補助金である「子育てグリーン住宅支援事業」が発表されましたね!そこで気になるのが、令和6年の住宅省エネ補助金「子育てエコホーム補助金」の交付申請受付がまだ間に合うのかどうか。交付申請は令和6年12月31日に終了します。
特にGX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅にするのでもなければ、長期優良住宅であれZEHであれ、いずれも基本的には同条件であれば20万円以上の減額となりますので、できれば令和6年の子育てエコホーム補助金で通したいものです。
えー!建築中の我が家は、この補助金の交付申請に間に合うの!?
交付申請にはさまざまな書類を揃える必要がありますが、なかでも入手に時間がかかるものが2つありますので、いまからご紹介するこの2つを交付申請期日までに揃えられるかを、ご依頼いただいている工務店様にご確認ください。
1.工事出来高報告書
新築戸建て住宅の場合、規定の出来高(=家がどれくらい出来上がっているか)に達していなければ、申請ができません。いちばん分かりやすい基準は、基礎工事が完成しているかどうか。下の写真のように、基礎コンクリートができていればOKです。
【新築戸建て住宅】交付申請ができる工事出来高
① 基礎工事(杭基礎の場合は杭工事)の完了
② 住戸あたりの補助額*1(40~100万円/戸)に総戸数*2を乗じた金額以上の出来高の工事完了建物価格
×工事出来高(〇%)≧戸あたり補助額(40~100万円/戸)×総戸数*2
2.住宅証明書等の書類
それと、省エネ住宅であるかを証明する「住宅証明書」が、入手に時間がかかります。
特に12月は駆け込み需要で、住宅性能評価機関に省エネ審査依頼が殺到している可能性があります。不備による是正が出るかどうかによってもかわりますが、通常期で申請から平均1ヶ月程度はかかります。(ただし、認定長期優良住宅であれば、そもそも認定が降りなければ着工ができませんので、すでに着工しているのであれば、工務店に住宅証明書となる認定通知書は届いているはずです。)
子育てグリーン住宅支援事業の概要
子育てグリーン住宅支援事業の内容は以下のとおりです。以前は長期優良住宅で100万円、ZEH水準住宅で80万でしたので、いずれも20~40万円の減額となりました。
代わりに出てきたGX志向型住宅は、160万円と補助金額は大きいですが、これに対応するためにかかる費用はとても160万円では済みませんので、GX志向型はもう少し補助金額を上げてもよかったんじゃないかなと思います。
詳しくは、家づくり勉強会でも解説できますので、熊本県合志市須屋のショールームまでお越しいただける場所にお住まいのかたは、ぜひお話を聞きに来てくださいね!
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