昨日終わりました熊本市南区上ノ郷での完成見学会のご来場、誠にありがとうございました。
新型コロナの影響で、前回よりはすこし来場者数が減少傾向ではありましたが、それでも20件近くのご来場をいただいたということで、感謝いたします\(^o^)/
今回は、3D-CADにおけるレンダリングソフトの重要性を語ってみようかなと思います。
3D-CADで作った平面図を、このように立体視できるのは、レンダリングという機能によるものです。
レンダリングを正しく説明するのは実はとてもむずかしいのですが、建材の質感や光の反射を考慮した上で、図面を立体化させてくれるものです。
正確な説明はWikipediaを見てくださいませ(¯―¯٥)
レンダリング(rendering)とは
データ記述言語やデータ構造で記述された抽象的で高次の情報から、コンピュータのプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成することをいう。元となる情報には、物体の形状、物体を捉える視点、物体表面の質感(テクスチャマッピングに関する情報)、光源、シェーディングなどが含まれる。”render” の原義は「表現する、翻訳する、(脚本などを)上演する」などの意味。
Wikipedia(レンダリング)より
で、ウォークインホームプラス18で出力した場合の、DINKSプランのLDK部がこちら。
これでも、平面図で見せられるよりは、サイズ感などをただしく理解するには十分な品質です。
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今回、正式に導入した色彩計画 by LUMION〈Pro〉を用いて、同じ部屋をレンダリングした結果がこちら↑。
光の差し込み具合がリアルになり、同じ図面を使っていながら、だいぶ味付けが変わるのがわかっていただけるのではないでしょうか。
玄関部分がいちばんわかりやすいかな…。
これがウォークインホームプラス18での標準的な出力結果です。
↓ ↓ ↓
床のタイルの質感から、窓から差し込むやわらかな光、乱反射の具合など、まったく別物といえる進化をとげています。
キッチンも結構わかりやすいかな…
これが、どうなるかというと…。
↓ ↓ ↓
こうなっちゃうんですね\(^o^)/
「レンダリングソフトに金なんてかけて、なんの意味があるの?」と、わたし自身も思っていました。CAD会社の人が、「V-Ray(有名なレンダリングエンジンの1つ。)を使うと、ウォークインホームの出力品質がこんなによくなりますよ!いかがですか?」と言われたときは、正直な気持ち、
じゃあ最初から標準でCADソフトに組み込んでおけよ!
というのが正直な気持ちでしたが(笑)。レンダリングソフトによる品質の違いがわかった今では、「この単価のCADソフトに組み込めるはずはないな…」と思いをあらためましたよ。ちなみにLumionProは50万円くらいします(¯―¯٥)
「レンダリングソフトに50万円なんてかけられるか!」というかたには、1/10で購入できるTwinmotionというソフトがおすすめです。こちらもなかなかのレンダリングエンジンを積んでおり、しかもいまは半額セール中ですので実売3万を切ります。
しかも、こちらは、360度VR動画を作る機能もありますので(Lumionには無い機能)、両方持っとくのがオススメですね♪
毎度毎度、マニアックな話題で申し訳ありません(・_・;)
ではまた~
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