小学生低学年のころだったと思いますが、クラスメイトが使っていた、文字が立体的に浮き出すタイプのネームシール(エンボスシール)。あれがうらやましくて…、あれは、どうやったら作れるんだろう…?という思いを、ずっと抱いていました。

 

きっと、どこかの工場にたのんで、作ってもらっているんだろうな…、当時のぼくは、そう考えていました。

 

 

あのとき欲しかったあれ。いまなら買えるのでは…?、そう思いたち、Amazonで検索したら、なんと機械が3,500円で買えるではないですか。そんなに安いものだったのか…。工場に依頼するようなものではなかったのか。

 

これが今回取り寄せたダイモテープライター、M-1595で、いまでいうテプラの元祖のようなものです。電気は一切使わず、文字変更や打刻、テープ送り、テープカットなど、ぜんぶ手動ですので、結構いそがしいです。

 

 

ひらがな、カタカナ、英数字に対応し、漢字などを使うことはできません。この文字盤を交換することで、文字種を変えることができるわけです。

 

ですから、ひらがなとカタカナが混在するときは、打刻途中で文字盤交換作業が必要になります(¯―¯٥)濁点や半濁点を打つ場合には、位置をあわせるために1文字戻す作業なんかも必要になります。

 

 

テープは6mm、9mm、12mmが使えますが、当然ですが文字のサイズはかわりません。

 

また、手動でテープ送りをしていくので、打刻位置が前後左右に、微妙にブレます。それが味だと思える人にはおすすめしますし、文字位置が均一になってないのは気持ち悪い!という人には向かないものです。

 

 

文字は印刷ではなく、テープを文字の形に押し出しているだけなので、こすっても消えることがない、というメリットがあります。

 

シール自体もテプラみたく薄いものではないので、耐久性のあるシールが必要だというときにも、いいかもしれませんね。

 

 

テープは1本300円~500円くらい。いろんな色のものがありますよ(*´∀`)

 

この味がわかる人がたくさんいるといいなあ~