愛鳥との別れ

前もって言いますと、今回はペットロスの話ですので、かなり湿っぽい話になります…。ここでする話か?と言われそうですけどね…。お付き合いくださるとうれしいです。

 

我が家で6年間大切にかわいがってきた、オカメインコのクイちゃんが亡くなりました。1週間前に吉塚ペットクリニックさんでレントゲンを撮り、肺炎と診断されてから、あれよあれよという間に病状は悪化、ついには回復することなく…。

 

誰にとってもペットはそういうものだとは思いますが、クイちゃんは特別な子でしたので、わたしたち夫婦が感じる喪失感はたいへんなものです。

 

妻の手から薬水を飲むオカメさん

 

肺炎の薬としては、飲み水に溶かして薄めて与える方法と、保定※した上で薬の原液を経口投与する方法に大別されます。我が家は医師よりリスクのすくない前者の方法をすすめられ、治療を進めていきました。(後者は、慣れない人が保定をやればリスクはありますが、確実に薬を必要量飲ませることができます。)

 

いま思えば、水道の蛇口から直接水を飲むのが好きな子でしたから、薬をとかした水を嫌って、ほとんど飲んでいなかったんだと思います。スプーンで飲ませたりもしていたんですが、必要量に達していなかったんでしょう。

 

※保定 … 動物に対し、治療行為等を行うために暴れないように固定するための手法。鳥の保定はたいへん難しく、安易に素人が行えば死なせてしまうリスクがあります。

 

体重をはかるクイちゃん(亡くなる2日前)

 

様子がおかしいと最初に気づいたのは、クイちゃんのくしゃみ(当時はそうだと思っていた)でした。動物病院では、それはくしゃみではなく、咳だと伝えられました。インコの咳とくしゃみは音はほぼ同じで、頭の動きで判断するので、判別がつきづらいのです。

 

インコと同じ部屋で寝ますから、毎晩のように炎症で苦しむ愛鳥の声はよく聞こえるのです。心配で寝られない日々がつづきました。咳だけでなく、次第に呼吸音も苦しそうなものに変わっていきました。鼻がつまったような息をするので、そのたびに心が締め付けられるようでした。(鳥が口呼吸をすることはまずなく、口呼吸するときは死が近いときです。)

 

体重は平均105gあったのに、死亡前日に動物病院で測ってもらったときは92gまで減っていました。病鳥だと70g切ることもあるので、体重だけでは病状の重さははかれないのだな、と思いました。体重があまり減ってないので大丈夫、という思い込みはあさはかでした。

 

ペット用の酸素濃縮機(酸素ハウス)

 

死亡前日から投入したテルコム株式会社の酸素ハウス(酸素濃縮機)。空気中の酸素を倍以上に濃度をひきあげてくれる装置です。肺炎で呼吸困難に陥っているときには、濃縮酸素を与えると呼吸が楽になるようでした。当初は酸素缶で、咳をするたびに都度与えていました。

 

しかし、酸素濃縮機の投入はあまりにも遅すぎました。ある瞬間を境に、濃縮酸素の効果がまるでなくなりました。酸素を与えても苦しそうにするのです。レンタルで1日1,000円くらいのものですから、もう少し早めからこういうものを使っておくべきでした。

 

ちなみにエアコンの室外機並の音がします…。

 

 

酸素濃縮機をつかいはじめた夜、もはやクイちゃんの体力が長くもたないことは、わかっていました。口呼吸をしはじめていたからです。鳥の名医といわれる、さくま動物医療センターの先生に診てもらえるのは、2日後でしたが、おそらくは体力がもたないだろうなと…。そのため、妻は夜通し起きて、クイちゃんの様子をみつづけてくれました。

 

そして、朝の4時半ごろ、妻に起こされ、クイちゃんの死を知りました。腹ばいになってクチバシを床にくっつけ、息絶えていました。妻は静かに、酸素濃縮機の電源を落としました。まだ寝なければいけない時間でしたので、ふたたび寝床には入りましたが、喪失感で全身が震えました。

 

 

クイちゃんが鳥の名医にかかれるはずだった日。火葬場に行くことになりました。

 

夫婦それぞれ手紙をそえて、棺にいれました。大好きなごはんと、きれいな花をいっしょにいれてあげました。焼却炉にいれられ、20分ほどしたら、すっかり骨になってしまったクイちゃんと対面しました。骨壺に長い箸で骨をいれる、骨上げの儀式をするのも、人間のそれと同じです。

 

クイちゃんと暮らした6年間は楽しかったなあ。オカメインコの寿命は、飼育下では25年を超えることさえあります。まさかこんな早く別れがくるとは思ってもみませんでした。

 

ゆうみん社のペット法要

 

30分ほどかけ、お葬式を行います。じつはここは予想外でした。以前、実家の愛犬が亡くなったときには、法要まで行いませんでしたので、動物のために人と同じお経をあげてくださるとは…。ちゃんと焼香もあります。

 

あまり金額のことは言いたくありませんが、ここまでしてもらって、骨壺代もいれて8800円です。おそらくはこれに加えて、本当ならばお布施をお納めいただくのだと思いませんが、恥ずかしながらここまで本式の葬儀を執り行うと思っていなかったので、用意していませんでした。次があるならば、ちゃんとしよう…。ゆうみん社のペット葬儀、すばらしいです…。

 

ネットのインコつながりの知人より、花をいただきました。

 

なんだか今回はしめっぽい話で申し訳ありません!

 

だいぶ感情を抑えて書きましたが、それでも…。建設会社のブログだということを途中から忘れていました。あー、駄目ですね、次からはちゃんとします!

主に事務関係や広報、不動産関係を担当いたします。パソコン・AV関係が得意分野ですので、インターネット・ホームシアターのことなどなんでも聞いてくださいね。

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コメント

  1. […] また会いたいなあ…。 […]

  2. […] オカメインコが肺炎で亡くなってからというもの、わが家は当然お通夜モード。わたしもだいぶ泣きました。妻もふさぎこんでしまい、口数も少なくなっていました。 […]

  3. より:

    私はセキセイインコのミーちゃん(♂)とコザクラインコのウメくん(♂)この子達と生活をしています。
    ミーちゃんは家にお迎えしてから今年で9年
    ウメくんは3年半になります。

    ミーちゃんが老鳥なのでこれはかなり前からですが真っ直ぐ飛べなかったり、無理して飛ぼうとしているのか落っこちてしまったり、
    最近では夏でも羽を膨らませて、目を閉じていることが多く、まだ口呼吸はしていませんが、遅かれ早かれ別れが来てしまうと考えた時、ミーちゃんとウメくんの為にも別れが来るまでたくさんの愛を注いで、どんなに悲しくても、ミーちゃんとウメくんがここで一緒に暮らせてよかったと思ってくれるように笑顔で送り出してあげたいなとこの記事を拝見してより一層そう思います。
    そして送り出した後は気が済むまで思いっきり泣こうと思います。

    他人が言うのも気が引けますが、クイちゃんも飼い主さん夫婦に沢山の愛を注いでもらえて沢山の愛でここまで育ててもらえて本当に嬉しいと思うし、喜んでいると思います。
    (私は飼い主さんの記事を見てそう感じました)
    だから私もミーちゃんとウメくんが旅立つことになっても覚悟なんて到底できる自信はありませんが、最期まで沢山沢山愛を注ぎます。

    記事を読んでとても感動して、後悔しないために、ミーちゃんやウメくんにその時が来たら幸せに旅立ってもらえるようにしようと強く感じました。

    長くなりましたがどうしても伝えたかったので書かせて頂きましたm(*_ _)m

    • 若松 正幸 より:

      柚さん、温かいコメントをいただきましてありがとうございます。
      我が子たちがいつまで元気でいてくれるのだろうと心配になりますね。

      クイちゃんは、急に体調を崩していったように見えたので、わたしたちには死を受け入れる覚悟をする余裕もありませんでした。
      喪失感はとても大きく、あの時こうすれば、と、死の1週間前の行動を何度も何度も頭の中でふりかえりました。
      こうしていれば死ぬことはなかったんじゃないか、あれは予兆だったんじゃないか、と…。

      お迎えした子はみんな特別な子ですから、お別れがくるととてもつらいですね。
      ミーちゃんとウメくんがずっと元気でいられますように。熊本の地から、お祈りいたします。