外壁工事中の合志市K様邸の現場に、お邪魔させていただきました!
外壁のモスグリーンのガルバリウム鋼板がじつに上品な色合いで、実物を見ると「この色いいな~」っていう人が増えるんじゃないかと思います。
外壁に横に渡された木材を「通気胴縁」といいまして、この胴縁に外壁のガルバリウム鋼板をビスでとめつけていきます。上の写真を見てもらうと、ちょうど胴縁の位置にビスが来てますよね。
胴縁は通気層を確保するためのスペーサーの役割もしています。
ですから、胴縁同士はすこしだけ間隔が開けられていて、そこを湿気が通って、どんどん上部に逃がしていく「外壁通気工法」となっています。
ガルバリウム鋼板の波板の内側に、ベージュ色のものが詰まっているのがわかるかと思います。
これがポリイソシアヌレートフォームと呼ばれる断熱材で、メインとなる壁内の吹付断熱材のさらに外側、外壁部分にこのポリイソシアヌレートフォーム断熱材が来ることで、お家の断熱性能をさらにアップさせています。
通気層(通気胴縁)より屋外側は、断熱性能としては評価しないという計算ルールですので、お客さまにお渡ししている断熱計算書にあらわれていない部分ではありますが、これがお家の快適性に効いてくるんです。
柱と柱の間には、びっしり吹付け断熱材(ポリウレタンフォーム)が充填されていて、これがお家のメインの断熱層となります。これだけでも断熱性は高いですが、さらに断熱層でくるんでやろうというものですね。
この二重の断熱層のおかげで、壁体内結露のリスクも減らせますし、熱が逃げにくい省エネなお家に仕上がります。(もちろん結露計算も行い、「外壁の断熱層なし」でも問題ないという計算結果が出ています。)
外壁関係ありませんけど、ついでに…。
ユニットバス下部からも外気が侵入しやすいですので、内張り断熱材(薄いブルーのもの。スタイロフォームIB)を施工、点検用の人通口は断熱仕様のものを使用しています。
あと、さらについでに言うと床下断熱材の分厚さは、同業者様からよく驚かれています。高断熱施工は当社の得意とするものです。
当社商品ですと、この断熱材入ガルバリウムは「CORE」で採用されております。4/9(土),4/10(日)の見学会でどれくらいの性能かをたしかめていただけますので、お時間ある方はご予約のうえ、ご来場ください。
コメント