ヨカイエ総務の若松です。みなさん肥後五か町って聞いたことありますか?江戸時代に熊本藩では、「熊本、八代、高瀬、高橋、川尻」という港町が「五か町」に指定され、これらの港町では町衆が経済的特権と自治権を与えられて、大いに栄えたといいます。
当時は河川を使った海運が輸送の重要なウェイトを占めていましたので、主要河川に面した場所が通商の要として発展したのですね。そのうちの1つ、高瀬とはいまでいう玉名市高瀬にあたります。
ここで毎年5月に開催されている高瀬裏川花しょうぶまつり。当時の石橋をはじめとした歴史遺産が多く残されていて、そうした由緒ある街並みと綺麗な花々があいまって、とても雰囲気がよくて大好きなのです。
玉名市のHPを見ると、訪れた5/18時点ではまだ三分咲きとのことでしたが、これで本気出してないとか満開だとどうなるんや…と驚きましたが。じゅうぶんに綺麗!!!
来週だと五分咲きらしいのですが、その日は妻の法事が… 😥 (断固として1人では行きたくないらしい)
江戸時代から残る石橋や石垣、古民家などもあり、情緒たっぷりで、花に囲まれながら歩くのはとっても気持ちが良かったです。
しかし、暑い…。まだ5月なのに初夏のようで、帽子も日焼け止めもしたのですが、軽く熱中症になりました。
こちらの古民家では、日本人形の展示販売をしておりました。看板に何が書いてあるかは分かりませんでしたが、なんとなく人形展という文字だけうっすら読めたので、立ち寄ってみましたよ。
目地にモルタル様のものが詰めてあるのがとても気になりました。当時からこうなんだろうか…?
石橋の上から、この花しょうぶまつりの会場である高瀬裏川水際緑地公園を見渡してみたら、こんな感じ。
石畳の道が入り組んでいて、歩くルートを間違えると行き止まりになるので、RPGのダンジョンみたいな感じがします。
お子さん連れの家族、老夫婦、カップルなど、幅広い年齢層の方々が、通路にひしめきあっていました。残念ながら水遊びができるほどの水質ではありませんでした。写真ではわかりませんが、ほんのり乳白色に濁っております…。
菊池川沿いにずらりと等間隔に掲揚されている矢旗の数々が、祭りの賑わいを演出していました。夜間ライトアップもあるみたいです。
玉名のランチといったら、玉名ラーメンでしょ!こちら同僚の松本寛胤先生が炒飯がウマイと言っていて、ずっと気になっていた千龍さんでラーメンと炒飯をいただきました。さすがに炒飯は妻と半分こしましたが、このひと皿がかなりデカイので、ランチとかでよくある「半炒飯」という感じにはならないんですね…。食い過ぎて腹がちぎれるかと思いました。ラーメンを大盛りにしなかった自分の判断を褒めてあげたいです。
夫婦揃って「うめー」と言いながら食ってました。さすが行列待機用の建物が併設されるだけはあるわ。妻は麺がなくなっても、名残惜しそうにずっとレンゲにスープをすくっては、口に運んでいました。よほどおいしかったみたいです。
ここの炒飯はアタリでした!熊本広しといえど、ウマイ炒飯になかなかあたらないんですけどね。
この日は歴史博物館こころピアが無料開放の日だということで、この地区の名刀、同田貫を拝んできました。妻は刀剣が主人公のゲームが好きなので、そのからみで日本刀とかも好きみたいです。入館料は通常は300円です。
5月下旬になるほど花菖蒲が見頃になるようですので、みなさんも玉名市に遊びに行かれてはいかがでしょうか。
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