11月中旬くらいまでとても暖かい気候がつづいて、今年は暖冬だとばかり思っていたのですが、12月になったら普通に寒くなりましたね…!しかも完成見学会ではスタッフは屋外で待機しますので、通常であれば、こんなに寒くなるのは本当に困ったものなんですが(こごえてしまう!)…

 

ところが!

 

今回のオープンハウスは床暖房体験会も兼ねていますから、むしろ寒くなってくれたほうがありがたかったりします。だって、そのほうが床暖房のすごさが伝わりやすいですからね。

 

 

すでにオープンハウス1日目、2日目が終わっているわけですが、みなさんその床暖房の空間をあたためる力に驚かれます!床だけ暖かいんじゃないの…?

 

いえいえ!

 

うちで採用しているFHSのユカカラ暖房は、輻射式温水床暖房ですから、遠赤外線効果で部屋の上のほうの空気まで暖かくなっていくんですよ~!

 

 

サーモグラフィーカメラ。もし壊したら7万円だと工務の松本くんからは脅かされました。

 

床下にはりめぐらされた温水のパイプにそって熱が発生しているのが、よくわかります。その温度、41度。そんな高温だと火傷するんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それが、不思議なことに床をはだして乗っても、じんわり暖かい感じで、やけどするような熱さではないんですよ。

 

 

温度設定にもよりますが、50度前後のお湯が床を循環する仕組みですので、電気式と違って、それ以上の温度になることが原理上ありえません。この安全設計が、全国のこども園や福祉施設でも採用されている理由といえます。

 

 

これが黒色セラミックパネルの効果で、輻射熱でやさしく空間そのものをあたためるというものなんですね。

 

パイプは一筆書きの要領で、1本のつながった樹脂パイプを継ぎ目なく使いますので、漏水も原理上考えられません。

 

 

まだエアコンが設置されていないので当然床暖房だけなのですが、しかも、コロナ対策のためこんな感じであらゆる窓を少しだけ開けているのにもかかわらず、来場者やスタッフから、「すこし暑いくらい」と言われるほどでした。

 

 

 

床暖房なんて、ほんのり暖かいくらいの補助的な暖房なんじゃないの~?とあなどっているかた!ぜひぜひ、明日明後日の床暖房体験会にいらしてくださいね。本当にびっくりしますよ~!!

 

【参考】床暖房ユカカラの施工現場にお邪魔しました。