合志市T様邸が無事、上棟いたしました。まぶしいくらいに晴れていましたので、ようやく購入した空調服が役立つときがきましたよ!!


「あまり空調服に過度な期待しないほうがいいよ…」

とは川口大工の弁。たしかにこれは、熱中症を予防する切り札とまではいかないですもんね。前日にしっかり睡眠をとり、作業中に水分と塩分を十分とった上での話です。


ただ、服の中が常に換気されるため、汗が乾くので、休憩時間にはシャツがびっちょり、というのは無くなりましたね。


てきぱき動く大工さんたち。阿吽の呼吸で動いていくので、早い早い。わたしは、せめて邪魔にならないように、端によっておくのみ…。

大藪社長と松本くんは、前日強風のために設置できなかった足場シートを設置していっていました。わたしもすこし手伝いましたが、高所恐怖症気味のためにシート1枚だけ貼ってギブアップですよ(´・ω・`)


現代は構造材を現場で加工する必要がないように、プレカットされて出荷されてきます。木材にはどの場所に使う材木かのアドレス表記もあるので、図面を見なくても柱をたてていくことができます。


お隣さんが、「あっという間に建っていくのね!早いね~」と驚いてらっしゃいましたが、このプレカット技術によるところが大きいです。


クレーンが持ち上げた構造材を、大工さんたちは掛矢とよばれる木槌で叩き入れていきます。カンカンカンという小気味いい音が響いていきます。

また別の大工さんは、羽子板ボルトなどの木材接合金物で木材同士を完全に固定していきます。


2Fの剛床を張り終えてます。昔は、床は根太という細い木で支えていたのですが、いまは剛床という厚い合板で、面で支えるので地震にも強くなっています。


やばい!急に雨が振ってきた!緊急に屋根の野地板をブルーシートで保護しなければなりませんので、みんなあわてております。

雨が振ってきましたので、屋根の防雨措置をするところまで作業を進めましたので、お昼ごはんは少し遅めとなりました。施主様の大事な家ですから、こういうところは頑張りどころです。


施主様があいさつをし、上棟弁当やオードブル、お菓子などをいただきました。昔はここでお酒がはいったようですが、いまどきは作業中の飲酒などは認められません…。(もちろん、お酒飲みながらしてる現場も、まったく見ないわけではありませんが、いまでは少数派だと思います。)


敷地の四隅に、「イリコ、米、塩」を撒き、それに施主様がお酒をかけてまわります。


このたびは上棟おめでとうございます!!