みなさんは、キャンプ好きですか?
ソロキャンプなるものが巷で流行っているようです。自分ひとりだけでやるから、コロナ感染の可能性も少なく、安心して楽しめるレジャーとして人気がでているようです。
これ、私もずっとしたいしたい言ってて、ちっとも現実にならなかったんですが…。(決して、ゆるキャン△に影響されたわけではないです、断じて!)
先日、会社のみんなで、キャンプしてみる?という話になり。
具体的なキャンプ・イベントがあるなら、まさに渡りに船、それに乗っかってみよう!と思い、思い切って●万円かけて道具を一気に買い揃えました!(妻には言えない額です…。)
だって、いきなりソロキャンプとか、怖いじゃないですか…。まずは先輩キャンパーである社長たちから手順や道具の使い方を学び、それからソロデビューしようかと思いました。
買った道具のうちの1つ、フルタング・シースナイフ。フルタングとは、ナイフの切っ先から末端までが1枚の金属板で構成されているものをいいます。つまりは頑丈だということです。シースナイフとは、折りたたみではなく、サヤに戻すタイプのものを言います。
これで何をするかといいますと、薪をふたつに割ったり、着火しやすいようフェザースティックを作ったりします。フェザースティックとは、薪の先端を薄く削って鳥の羽のように毛羽立たせ、火がつきやすいようにすることです。
おわかりでしょうか?キャンプに必ずしも必要のないようなものまで一気に買い揃えている様子が伺えますね。なにしろ手斧や砥石まで買ってますから、皆にあきれられました。
イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖・CB-CGS-PTB」。いきなりの冬キャンプで、夜の寒さにおそれを覚えた私は、キャンプ直前に思い切って、最後にコレを注文しました。キャンプ前日に届きました。
キャンプ後は、洗面脱衣室の暖房に使ってます。カセットボンベ1本で3時間15分ほど燃焼するので、電池も電気コードもいらないコンパクトな暖房器具として、なかなかに使い勝手のいい道具となります。インフラ全滅でも使用可能なので、災害時の備えにもなります。これは買ってよかったです。
これを使うと知った親からは、一酸化炭素中毒をやたら心配されました。もともと屋内用なので、テントで使うならば一酸化炭素濃度計を2個セットで備える必要があります。(なぜ2個かというと、故障したときの備えが必要だからです。)
スキレット(鉄鍋)と焚き火台、焚き火台シートも買いました!スキレットではわたしが作ったアヒージョが煮えてます。
薪はアウトリーチ事業所さんの無人販売所で購入しました。ひと束300円で安かったのですが、値札のところに「生木」とあったのが少し不安になりました。
乾燥が足りていないので、燃やすと煙が結構でますが、火はよくつくのでソロキャンプとかならこれで十分かなと思いましたよ。アウトリーチさんではスウェーデントーチなんかも販売されています。
今回は草枕キャンプ場(熊本県玉名市天水町小天505)にお邪魔しました。入場料はなしで、テント1張1,500円の持ち込み料を払うのみ。13時チェックイン、11時チェックアウトでした。
小天(おあま)温泉で知られる場所だけあり、歩いていけるところに「草枕温泉てんすい」がありますよ。炊事場、トイレ、草スキー場、グランドゴルフ場など設備が揃っていて、熊本市内から近く、安いと三拍子揃っているので、初心者キャンパーにはおすすめの場所になります。
キャンプからの帰宅後、アヒージョのあまり野菜で作った、マッシュルームとブロッコリーのガリバタ炒め。なかなかおいしくできました。
帰宅後、キャンプ道具のメンテナンスをするまでがキャンプですよ…!
スキレットをはじめとした鉄鍋類のシーズニングをする様子。鉄の鍋というのは、油の膜を定着させるシーズニングという処理をしておかないと、あっという間に酸化して錆びてしまうらしいので、見様見真似でやってみました。うちはごま油派なのですが、ヨウ素価の高い油のほうが良質の膜が作れるということらしいので、今回はサラダ油を買って使いました。
アマニ油とかがベストらしいですが、あまりに高いので。オリーブオイルがシーズニングに不向きらしいです。意外!
キャンプは道具を揃えるのがすこしだけお金がかかりますが、いったん揃ってしまえば安くて長く楽しめるレジャーと思いますので、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。